踊るの映画版は全作見てますが、テレビ版の本作だけは機会を逃して見てませんでした。最近は踊るの室井さんよりも、ロト部長が好きな@まめタンクです。というワケで、TSUTAYAでレンタルしてきました。

●感想。

「まず率直に言うと、ボクは踊るが好きなんですよね。やっぱりTVシリーズ1話目の警察における想像と現実の差。投影された現実感にやられたわけです。警察=かっこいい=正義という常識を覆して、ショカツと本店との格差。ああ警察って上の事を本店っていうのか、っていう驚きね。」

「で、本当は劇場版3作目あたりからおかしくなってたんですが、本作は非常に酷いです。まず本作が何を意味しているのか理解できません。スター総集結と言えば、オーシャンズ12も酷かったと言えばそうですが、あの何倍も酷いです。真下が所長になった時点。」

「わくさんの甥が湾岸署に配属された時点。小栗旬が登場した時点で本作は完結すべきだった。」

「スリーアミーゴスと真下署長の派閥争い、警察の備品を盗んでネットオークションに売り出す男。この伏線がまったく活かされてないわけです。スリーアミーゴスが完全に老害ですよね。存在意義がまったく分からないわけです。すみれさんの室井さんとのお見合いも、あえて警察の上層部が出しゃばる必要がるあのか?という話です。」

「本作を貫くストーリー軸として、中国人の職員の結婚式というものがあるわけですが、あえて本編を貫く必要があったのか?という事ですよね。ある事情で結婚式の後、出される予定だった食事を湾岸署で皆で食べるシーン。そしてエンドロール。えっこれって何?と思いました。例えるなら、夜も踊るとかスリーアミーゴズの延長のような作品を、カメラ映像だけ映画風に仕上げただけ。」

「踊るも2で終了していれば伝説になれたのに、、、。」