前作の「アマルフィ」があまりにも酷い完成度だったので反吐が出ました。あれだけ酷評されたにも関わらず続編を作るフジテレビはすごいと率直にすごい。
ある意味で本作はフジテレビの映画に対するリベンジなわけです。はっきり言いますよ、「やるじゃんフジテレビ!」ですよ。
まず前作で新保さんが投げ出したノンクレジットだった脚本の部分。本作はちゃんと脚本家がクレジットされてます。おめでとうフジテレビです。
「本作を駄作と評する意見も多々ありますが、日本映画がハリウッドに挑戦したという触れ込みで惨敗したアマルフィと比較すると、あれ日本映画とし健闘してるじゃん!と思いました。」
「勿論、洋画の8月公開のMi5とか007とかと比較すると大学の卒業制作程度の完成度ですが、日本映画としてはストーリーそして映像美は良かったと思ってます。」
「パリからスペインそしてアンダルシアと転々としながら起こる出来事。」
「実はその女性、結花(黒木メイサ)が遺体の発見現場に居た。重要参考人として聴取されるが、そこにいたインターポールの神足(伊藤英明)が何か隠している様子があるというね。実はそこには警察関係者と神足の過去が隠されていたわけです。」
「場所を転々としながら行動する(黒田・神足・結花)の3人。本当の黒幕である銀行の男に命を狙われるわけです。このシーンが凄い。バルセロナでタクシーが殺し屋に襲われる、ここが変なハリウッド作品よりも良く出来ているわけです。緊迫したムードそして派手なアクション。」
「実はこのシーンは4日間の撮影に1ヶ月もかかっているそう。ただ、演出面は良いものの、殺し屋の2人がどう考えても嘘くさいっていうね。ここは日本でなく海外の問題。」
「で、本作のみどころは緊迫したシーンではなく、滞在中の部屋を訪れた黒木メイサと織田裕二のラブシーンです。ここがまぁ見事にダサい。黒木メイサがワインにおそらく睡眠薬を仕込むけですよ。じょじょにムラムラしてくる織田。そこで熱いチュー。」
「そこで場面が展開し、闘牛場での黒木と伊藤の話。そして物語は翌朝に、、。お前は中学生か!ライムスターの宇多丸さんが言ってた黒田童貞説っていうね。」
「物語は展開し、アンダルシアへ。ここの空撮が上手いです。ちゃんと意味がある。観光PR映画だった前作よりも全然良い。」
「そして物語は展開し、悪の親玉を逮捕するため集結したインターポールたち。ここが上手いのが、あえて逮捕を描かず新聞で伝えるっていうね。実はCMにあった黒田が撃たれるシーン。そこが上手い伏線になっていて後で実はという展開。そこで黒木メイサは足を撃たれるわけですが、足を引きづりながら意志高々に歩くバックシーンですよね。」
「最後の最後、実は黒木メイサは、、、という展開(※これは本編を見てのお楽しみ)。」
「余談ですけど、物語の核となる遺体で発見された川島(警視総監の息子)を演じる谷原章介。王様のブランチを見ていると(何か嫌な奴だな〜)って思ってましたけど、あっこんなに演技の上手い人なんだ。という驚き。憔悴した投資家を上手く演じてます。」
「もう一つ余談として、本作では軸として黒田コーヒーが飲めない。という笑いポイントがありますのでお楽しみに。」
「そしてエンドロールで語られる事。」
あれ以外と良いよね?という予想を裏切る作品でした。
ある意味で本作はフジテレビの映画に対するリベンジなわけです。はっきり言いますよ、「やるじゃんフジテレビ!」ですよ。
まず前作で新保さんが投げ出したノンクレジットだった脚本の部分。本作はちゃんと脚本家がクレジットされてます。おめでとうフジテレビです。
●あらすじ。
外交官である黒田はサミットが開催されているパリにやって来た。スペイン北部に隣接する小国・アンドラで、日本人投資家の遺体が発見された。捜査を命じられる黒田だったが、そこにはマネーロンダリングに絡む銀行の闇。そしてある女性の物語が隠れされていた。●感想。
「最近、歴史的な駄作である宇宙戦艦ヤマトの実写版と本作を見て、改めて(あれ黒木メイサっていい女じゃん!)という事に気づいております。」「本作を駄作と評する意見も多々ありますが、日本映画がハリウッドに挑戦したという触れ込みで惨敗したアマルフィと比較すると、あれ日本映画とし健闘してるじゃん!と思いました。」
「勿論、洋画の8月公開のMi5とか007とかと比較すると大学の卒業制作程度の完成度ですが、日本映画としてはストーリーそして映像美は良かったと思ってます。」
「パリからスペインそしてアンダルシアと転々としながら起こる出来事。」
「実はその女性、結花(黒木メイサ)が遺体の発見現場に居た。重要参考人として聴取されるが、そこにいたインターポールの神足(伊藤英明)が何か隠している様子があるというね。実はそこには警察関係者と神足の過去が隠されていたわけです。」
「場所を転々としながら行動する(黒田・神足・結花)の3人。本当の黒幕である銀行の男に命を狙われるわけです。このシーンが凄い。バルセロナでタクシーが殺し屋に襲われる、ここが変なハリウッド作品よりも良く出来ているわけです。緊迫したムードそして派手なアクション。」
「実はこのシーンは4日間の撮影に1ヶ月もかかっているそう。ただ、演出面は良いものの、殺し屋の2人がどう考えても嘘くさいっていうね。ここは日本でなく海外の問題。」
「で、本作のみどころは緊迫したシーンではなく、滞在中の部屋を訪れた黒木メイサと織田裕二のラブシーンです。ここがまぁ見事にダサい。黒木メイサがワインにおそらく睡眠薬を仕込むけですよ。じょじょにムラムラしてくる織田。そこで熱いチュー。」
「そこで場面が展開し、闘牛場での黒木と伊藤の話。そして物語は翌朝に、、。お前は中学生か!ライムスターの宇多丸さんが言ってた黒田童貞説っていうね。」
「物語は展開し、アンダルシアへ。ここの空撮が上手いです。ちゃんと意味がある。観光PR映画だった前作よりも全然良い。」
「そして物語は展開し、悪の親玉を逮捕するため集結したインターポールたち。ここが上手いのが、あえて逮捕を描かず新聞で伝えるっていうね。実はCMにあった黒田が撃たれるシーン。そこが上手い伏線になっていて後で実はという展開。そこで黒木メイサは足を撃たれるわけですが、足を引きづりながら意志高々に歩くバックシーンですよね。」
「最後の最後、実は黒木メイサは、、、という展開(※これは本編を見てのお楽しみ)。」
「余談ですけど、物語の核となる遺体で発見された川島(警視総監の息子)を演じる谷原章介。王様のブランチを見ていると(何か嫌な奴だな〜)って思ってましたけど、あっこんなに演技の上手い人なんだ。という驚き。憔悴した投資家を上手く演じてます。」
「もう一つ余談として、本作では軸として黒田コーヒーが飲めない。という笑いポイントがありますのでお楽しみに。」
「そしてエンドロールで語られる事。」
あれ以外と良いよね?という予想を裏切る作品でした。