HIKAKINと言えば今や若手芸人よりも人気のあるYouTuberです。
現時点でチャンネルの登録者数が200万人を越えているという驚異的な数字です。
テレビの視聴率で言えば深夜3時くらいのバラエティ番組と同じくらいの影響力がある。
YouTube logo / Rego - d4u.hu
で、YouTubeというのはある種の動画において革命的だったと思います。それは動画視聴を細切れにした事です。一昔のテレビ(今のテレビもそうですが・・)は30分や1時間が1セットだったわけです。
それを5分〜10分にした事。これによって生まれた大きな利点が(素人でも参加できるようになった事)です。
例えば、テレビ並みのコンテンツを作るには数百万〜数千万円のお金が掛かりますが、HIKAKINのように自宅のリビングで撮影すれば、そのコストは限りなくゼロに近い。
後は、Macでの編集が大変という作業が残るだけ・・。
30分〜1時間が当たり前のテレビから、5分〜10分が当たり前の時代への動画配信への到来。
勿論、どちらも面白いわけですが、テレビにとっては視聴時間の移行よりも視聴時間数の変化の方が驚きです。
それは現実社会で言えば、旧来のコンシューマーゲームからスマホ(パズドラやモンスト)への変化に近いです。
ただ、ボクはテレビの視聴時間数の変化はコンテンツ界にとってメリットの方が大きいと思ってます。
つまりは、それによってプレイヤーの数が圧倒的に増える。それによってスターが生まれやすくなる環境が生まれる。今のテレビ界は必然的に長時間収録で決まったタレントが出演する。(これは1時間〜2時間内で安全に視聴率を獲得するための方法)。
でも、これが30分になれば番組自体の予算は減る。それによって中身の勝負になるわけです。
それは一昔前で言えば「電波少年」における(松村邦洋さんであり、松本明子さん)なわけです。これが今後、テレビ界にとって試金石になるとボクは思います。
出演者の勝負から中身の勝負になる。YouTube的テレビ視聴の革命はテレビ界にとって確実にメリットだと思います。
(※次回「2016年民放キー局復活。」は明日夜9時頃更新予定です。)
連載1回 ポケビ100万人署名で見たテレビの歴史。
連載2回 huluとネットフリックスが変えるテレビの未来。
連載3回 HIKAKINとYouTubeが変えるテレビの未来。
(以下、予定)
連載4回 2016年民放キー局復活。
最終回 我々にとってテレビ、コンテンツとは?
現時点でチャンネルの登録者数が200万人を越えているという驚異的な数字です。
テレビの視聴率で言えば深夜3時くらいのバラエティ番組と同じくらいの影響力がある。
YouTube logo / Rego - d4u.hu
で、YouTubeというのはある種の動画において革命的だったと思います。それは動画視聴を細切れにした事です。一昔のテレビ(今のテレビもそうですが・・)は30分や1時間が1セットだったわけです。
それを5分〜10分にした事。これによって生まれた大きな利点が(素人でも参加できるようになった事)です。
例えば、テレビ並みのコンテンツを作るには数百万〜数千万円のお金が掛かりますが、HIKAKINのように自宅のリビングで撮影すれば、そのコストは限りなくゼロに近い。
後は、Macでの編集が大変という作業が残るだけ・・。
●YouTubeが変えるテレビ視聴の変化
テレビにとってYouTubeが驚異的なのは若者がその時間に慣れてしまう事ですよね。30分〜1時間が当たり前のテレビから、5分〜10分が当たり前の時代への動画配信への到来。
勿論、どちらも面白いわけですが、テレビにとっては視聴時間の移行よりも視聴時間数の変化の方が驚きです。
それは現実社会で言えば、旧来のコンシューマーゲームからスマホ(パズドラやモンスト)への変化に近いです。
ただ、ボクはテレビの視聴時間数の変化はコンテンツ界にとってメリットの方が大きいと思ってます。
つまりは、それによってプレイヤーの数が圧倒的に増える。それによってスターが生まれやすくなる環境が生まれる。今のテレビ界は必然的に長時間収録で決まったタレントが出演する。(これは1時間〜2時間内で安全に視聴率を獲得するための方法)。
でも、これが30分になれば番組自体の予算は減る。それによって中身の勝負になるわけです。
それは一昔前で言えば「電波少年」における(松村邦洋さんであり、松本明子さん)なわけです。これが今後、テレビ界にとって試金石になるとボクは思います。
出演者の勝負から中身の勝負になる。YouTube的テレビ視聴の革命はテレビ界にとって確実にメリットだと思います。
(※次回「2016年民放キー局復活。」は明日夜9時頃更新予定です。)
連載1回 ポケビ100万人署名で見たテレビの歴史。
連載2回 huluとネットフリックスが変えるテレビの未来。
連載3回 HIKAKINとYouTubeが変えるテレビの未来。
(以下、予定)
連載4回 2016年民放キー局復活。
最終回 我々にとってテレビ、コンテンツとは?