007を全作見ているファンというわけではない。

どちらかと言えば、本作は映画よりも任天堂64におけるゲームのイメージが強いです。未だに64のソフトがAmazonで4000円近くする驚きですが、本作はピアーズ・ブロスナンが初めて主演を勤めた作品であり、007全作の中でも評価の高い作品だと思います。

個人的にボンドは過去作品よりも、ダニエルクレイグ作品の方が好きですが、ゴールデンアイの完成度も高いです。



●あらすじ。

ボンドは強奪された兵器「ゴールデンアイ」の追跡調査のためロシアに向かう。だが、そこには世界経済破壊計画を遂行する国際犯罪組織「ヤヌス」の陰謀が。しかもボンドを待ちかまえていたのは、任務遂行中に死んだはずの006だった……!

(Amazonより引用。)

●感想。

まず本作は演者のピアーズ・ブロスナンよりも演出が素晴らしいですよね。

冒頭で兵器工場から逃げるボンド。

落下する飛行機と一緒に断崖絶壁から飛び降りて、その飛行機に飛び乗る。

しかし、その飛行機は墜落寸前で、ギリギリで回避するわけです。

そこで流れるお馴染みのアバンタイトル。いゃ〜凄いです。

本作ではさらに戦車で街を破壊する上に、やっぱりあのアンテナでの戦いは映画史に残る演出です。

ダニエルクレイグ版のボンド。特に「スカイフォール」におけるラストのスカイフォールの爆破シーンも凄かったですが、あれと比べると規模が違うわけです。

あのQが開発した爆弾内蔵のペンも、あ〜そこで活躍するんだっ!という上手い演出です。

最後はやっぱりお馴染みのシーンですよ。あんまり言えないけれど、007お約束の・・。(笑)

既に観た方はブルーレイ版の高画質で見るとまた面白いと思います。

余談ですが、DVD版とBD版の吹き替えは毛利小五郎でおなじみの神谷明さん。声がかっけ〜です。