村上春樹さんの本と言えば、もはや知らない人はいないでしょう。

ノルウェイの森を筆頭に数多くの名作があります。ただ、ボクの中で村上春樹さんって小説家というよりも、「エッセイスト」というイメージが強くて、小説とエッセイどっちが好きか?と聞かれたら、(エッセイです・・)と答えると思います。

本書「やがて哀しき外国語」は村上春樹さんが海外で暮らしていた気付いた事をまとめたものです。



村上春樹のエッセイ最高です。何が凄いのかというと、一切つっかえる事なくスラスラと読む事ができる。

ただ残念な事に明確に、こういう理由で面白かった・・という事は言えません。

たぶん明確に理由が説明できるのなら雑誌でエッセイ書いてますよ。(笑)

スターウォーズの何が面白の?と聞かれて明確に答えられないのと同じで、とにかく面白い!とにかく読んでみて!という事です。

●目次。


梅干し弁当持ち込み禁止
大学村スノビズムの興亡
アメリカ版・団塊の世代
アメリカで走ること、日本で走ること
スティーヴン・キングと郊外の悪夢
誰がジャズを殺したか
バークレーからの帰り道
黄金分割とトヨタ・カローラ
元気な女の人たちについての考察
やがて哀しき外国語〔ほか〕

●感想。


子供ならコーラ。大人ならウィスキー片手に読める極上の文章です。2016年中に村上春樹さんのエッセイを全て読破する事がとりあえずの目標です。おすすめです。


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