本日は完全な余談です。最近、アニメや漫画界を見るとリバイバルブームみたいなものが来てますよね。

例えば、大人向けのコロコロコミックである「コロコロアニキ」とか、大人になったデジモンアドベンチャーの少年たちの姿を描いたアニメ作品(デジモンアドベンチャー tri.)。

ボクらのバイブルである「爆走兄弟レッツ&ゴー」の星馬豪が大人になった続編とか(作者が原作である「こしたてつひろさん」である事は幸いですが・・)色々とあるわけですが、ボクはこの続編商法に関しては憤ってます。





そして悲しいです。だって・・

お金儲けのために続編を作ったわけでしょ?

ボクはコンテンツというものは時代が生み出す影響が強いと思います。

今現在、新世紀エヴァンゲリオンのような作品が生まれるとは思いません。

まず夕方の枠であの作品を放送できない。1990年代という混沌とした時代だからこそ生まれた作品だと思ってます。

今流行りの漫画アプリ(コミコ)とか(マンガボックス)から超名作が生まれない理由は、やっぱり時代を背負ってないんですよね。貫く時代感と言いますか・・。

話は少しズレましたが、ボクが続編商法を批判する理由は結局、作者がやり残した事をするために書くわけではなく、出版社やプロダクションがお金が欲しいから作る。

爆走兄弟レッツ&ゴーに関しては、当時だってアニメ版の続編(WGP編のあとのMAX編)が駄作だっていう人もいるわけで、ブームは下火になった。

作品的にもボクはWGP編に関しては綺麗に完結していると思ってます。

それに加えて子供の頃の思い出って結構補正されてるんですよね。子供の頃(あの作品ってすげぇ名作だったよな!)とか思ってブルーレイ版を大人になって買って見直すと(あれ面白くないぞ!)という経験は割とありがちです。

逆の意味で、宮崎駿監督が(風の谷ナウシカの続編を作りたい)庵野監督が(エヴァの劇場版を作りたい)というのは理由としては整合性があるわけです。

誰が安保法案を批判するサザエさんのイクラちゃんを見たい。
誰がアラサーのちびまる子ちゃんを見たい。

正直に行って怖いんですよね。子供の頃に超好きだった作品の末路を見るのが。

アニメ好きの方で好きな(作品の最終回は見たくない)という人って意外と多いですよね。

これが駄作だった場合、子供の頃の素敵な思い出が消えてしまうようです。

ボクはコロコロアニキを書店で見かける度に目をそらしてしまいます。

やっぱり漫画やアニメは子供向けであって、出版不況だから大人の思い出を蒸し返すのは逃げです。

今こそ、子供も大人も楽しめる新作を出すのが制作側のプライドじゃないんでしょうか。

リバイバルを楽しむ方がいるのは勿論いいですが、ボクは思い出は思い出で大切に保管しておきたいと思ってます。

皆さんはどう思われますか?