▼004号
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2016/4/11
『Blogで本を紹介しちゃいます。』
vol.004
【007スペクター 70点(100点満点中)】
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《目次》
01.映画評001号
02.実験的コラム
08.編集後記
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【01.映画評 007スペクター 70点(100点満点中)】
■今日の映画【1】
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007 スペクター 70点(100点満点中)
<Amazon.co.jpで購入する>
■あらすじ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ダニエル・クレイグ主演による「007」シリーズ第24弾。“スカイフォール”で手にした写真の謎に迫るべく、ボンドは単独でメキシコ、ローマに赴く。そこでボンドは悪の組織・スペクターの存在を突き止める。
■率直な話として、スカイフォールで辞めておけば良かった。
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前作「007スカイフォール」はまさに名作に値する作品でした。その勢いで前評判の高かった本作ですが、正直に言って前作以下の完成度です。前作が分かりやすいプロット。強烈な悪役。そして、Mの死という劇的な結末に向かっていったのに対して、本作は2億ドルという制作費を使っておきながら、何コレという感じです。
■007ファンじゃないと分からない作品。
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本作を底評価にするか高評価にするかは、007を愛しているか?という事に尽きると思います。そもそも本作のキーであるスペクターという秘密組織。
007ファンの間ではお馴染みの組織ですが、殆どの人はよく分からない。まぁ本作で詳細に解説されているならともかく、(そんなの知ってて当然しょ!)とい製作陣の奢りがあると思います。
そして本作では007ファン向けの要素が多分に盛り込まれている。それを知っている人はニャリですが、知らない人は意味不明です。
若い人からすれば、007でボンドが乗る車(アストンマーチン)に関してもただの車でしょう。
■結局、スペクターが分からない。
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これが大問題でしょう。結果的にある人物がある行為を行うための組織なんですが、詳細な説明は無い(たぶん詳細に言葉で語ると陳腐感が出るからでしょう)ので最後まで?な感じです。
最後の方で(あ〜スペクターという組織はそういう事がやりたかったんだね)という事が分かると思いますが、別に驚きはありません。(スペクターってすげぇ組織なのか)とはボクは思いませんでした。何なら、オースティンパワーズの悪役の方がまだ悪役っぽいですよね。
■爆破のシーンが実写なのにCGにしか見えない問題。
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これは前評判で噂になっていた、ある施設の爆破のシーンです。映画史においてギネスに認定された爆破ですが、これが明らかにCGにしか見えない。あまりにもCGの技術が発達したために、実写感があんまり無いんですよね。
例えば、中にカメラを置くとか、複数のアングルで見せるとか。もっと実写っぽく映る撮影方法は無かったのか?と思います。
■敵役がまんまスカイフォールの時と同じ展開。
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スカイフォールでMI6に捕まった悪役シルヴァが牢獄にガラス越しで話すシーン。そして、その直後に爆破されるMI6の本部。これがスカイフォールの一場面ですが、本作も爆破の展開もそのロジックと殆ど同じです。あと、ラストで敵がやられるシーンはどう考えても2億ドルの制作費のオチとは思えません。
■本作でダニエルクレイグの007は最後かもしれない。
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ネタバレを避けて言うと、最後の意味ありげなラスト。たぶんですが、本作でダニエルクレイグ版の007は最後なんじゃないか?とボクは思いました。もっと言うと007シリーズそのものが最後という可能性すらあります。最後のアストンマーチンのシーンがまさにそう言う意味だと思います。
■感想。
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2時間超という長編の中でスカイフォールを連想させるキャラクター。
中身の無い展開を含めて、期待していたほど面白くは無かったです。そう考えると、ローグネーションにおけるトムクールズは本当に映画界のかがみとさえ感じました。
007が超好きだったら割とガッカリだし、逆に殆ど見てない人だと(何これ?)ですよね。
やっぱり、そう考えるとスカイフォールは改めて名作だと思います。
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<本の採点の基準>
90〜100点 すごい名著!
80〜90点 おもしろい!
70〜80点 買って損はない!
60〜70点 何箇所か気になる部分があった!
50〜60点 値段によっては不満が残る!
50点以下 レビューだけで満足!買わない事をオススメする。
<映画の採点の基準>
90〜100点 人生に残る名作。もう一度観たい。
80〜90点 おもしろかった。
70〜80点 映画館で1800円で観て納得。
60〜70点 予告編の方が面白かった。
50〜60点 ちょっと元が取れないかな?
50点以下 金返せっ!
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【03.編集後記】
アリエクスプレスで買ったイヤホンが10日経っても届かないのでショップに確認したら、まだ倉庫にあると言われた。
EMSだったら4日あれば日本に届くはずなのに、おかしいと思ってました。
結果的に送ってくれるみたいですが、改めて日本の物流って丁寧で行き届いているサービスなんだなと感じました。
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2016/4/11
『Blogで本を紹介しちゃいます。』
vol.004
【007スペクター 70点(100点満点中)】
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《目次》
01.映画評001号
02.実験的コラム
08.編集後記
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【01.映画評 007スペクター 70点(100点満点中)】
■今日の映画【1】
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007 スペクター 70点(100点満点中)
<Amazon.co.jpで購入する>
■あらすじ。
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ダニエル・クレイグ主演による「007」シリーズ第24弾。“スカイフォール”で手にした写真の謎に迫るべく、ボンドは単独でメキシコ、ローマに赴く。そこでボンドは悪の組織・スペクターの存在を突き止める。
■率直な話として、スカイフォールで辞めておけば良かった。
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前作「007スカイフォール」はまさに名作に値する作品でした。その勢いで前評判の高かった本作ですが、正直に言って前作以下の完成度です。前作が分かりやすいプロット。強烈な悪役。そして、Mの死という劇的な結末に向かっていったのに対して、本作は2億ドルという制作費を使っておきながら、何コレという感じです。
■007ファンじゃないと分からない作品。
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本作を底評価にするか高評価にするかは、007を愛しているか?という事に尽きると思います。そもそも本作のキーであるスペクターという秘密組織。
007ファンの間ではお馴染みの組織ですが、殆どの人はよく分からない。まぁ本作で詳細に解説されているならともかく、(そんなの知ってて当然しょ!)とい製作陣の奢りがあると思います。
そして本作では007ファン向けの要素が多分に盛り込まれている。それを知っている人はニャリですが、知らない人は意味不明です。
若い人からすれば、007でボンドが乗る車(アストンマーチン)に関してもただの車でしょう。
■結局、スペクターが分からない。
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これが大問題でしょう。結果的にある人物がある行為を行うための組織なんですが、詳細な説明は無い(たぶん詳細に言葉で語ると陳腐感が出るからでしょう)ので最後まで?な感じです。
最後の方で(あ〜スペクターという組織はそういう事がやりたかったんだね)という事が分かると思いますが、別に驚きはありません。(スペクターってすげぇ組織なのか)とはボクは思いませんでした。何なら、オースティンパワーズの悪役の方がまだ悪役っぽいですよね。
■爆破のシーンが実写なのにCGにしか見えない問題。
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これは前評判で噂になっていた、ある施設の爆破のシーンです。映画史においてギネスに認定された爆破ですが、これが明らかにCGにしか見えない。あまりにもCGの技術が発達したために、実写感があんまり無いんですよね。
例えば、中にカメラを置くとか、複数のアングルで見せるとか。もっと実写っぽく映る撮影方法は無かったのか?と思います。
■敵役がまんまスカイフォールの時と同じ展開。
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スカイフォールでMI6に捕まった悪役シルヴァが牢獄にガラス越しで話すシーン。そして、その直後に爆破されるMI6の本部。これがスカイフォールの一場面ですが、本作も爆破の展開もそのロジックと殆ど同じです。あと、ラストで敵がやられるシーンはどう考えても2億ドルの制作費のオチとは思えません。
■本作でダニエルクレイグの007は最後かもしれない。
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ネタバレを避けて言うと、最後の意味ありげなラスト。たぶんですが、本作でダニエルクレイグ版の007は最後なんじゃないか?とボクは思いました。もっと言うと007シリーズそのものが最後という可能性すらあります。最後のアストンマーチンのシーンがまさにそう言う意味だと思います。
■感想。
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2時間超という長編の中でスカイフォールを連想させるキャラクター。
中身の無い展開を含めて、期待していたほど面白くは無かったです。そう考えると、ローグネーションにおけるトムクールズは本当に映画界のかがみとさえ感じました。
007が超好きだったら割とガッカリだし、逆に殆ど見てない人だと(何これ?)ですよね。
やっぱり、そう考えるとスカイフォールは改めて名作だと思います。
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<本の採点の基準>
90〜100点 すごい名著!
80〜90点 おもしろい!
70〜80点 買って損はない!
60〜70点 何箇所か気になる部分があった!
50〜60点 値段によっては不満が残る!
50点以下 レビューだけで満足!買わない事をオススメする。
<映画の採点の基準>
90〜100点 人生に残る名作。もう一度観たい。
80〜90点 おもしろかった。
70〜80点 映画館で1800円で観て納得。
60〜70点 予告編の方が面白かった。
50〜60点 ちょっと元が取れないかな?
50点以下 金返せっ!
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【03.編集後記】
アリエクスプレスで買ったイヤホンが10日経っても届かないのでショップに確認したら、まだ倉庫にあると言われた。
EMSだったら4日あれば日本に届くはずなのに、おかしいと思ってました。
結果的に送ってくれるみたいですが、改めて日本の物流って丁寧で行き届いているサービスなんだなと感じました。
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