結構前に見た記憶があったけれど、改めて見返してみました。トランスポーター=車というイメージ(たぶん、リュック・ベッソン「TAXi」から)があったけれど、それほど車は活躍はないのね。2作目以降のアウディ宣伝映画というイメージとは違って1作目に主人公であるフランク・マーティンは、BMWを愛車としているわけです。2作目以降に仲良くなるタルコーニ警部も1作目ではそれほど仲良く無い。3作目とか4作目になると完全なお友達になっているけれど、、。


●あらすじ。

闇の運び屋として活躍していたフランク・マーティンは、運び屋として「1.荷物は見ない」「2.名前は聞かない」「3.契約厳守」というルールを決めていた。ある時、フランクの元にある物を運ぶ依頼が届いた。いつものように契約厳守で車を走らせるが、道の途中でタイヤがパンクし、交換のためトランクを開けると、依頼主から依頼された物が動いている事に気づく。最初は無視するが、ルールを破って中身を見てしまう。その中には少女とも思われる女が入れられていた。彼女の話によれば、彼女の父親は人身売買を行っている人物だという。フランクはそれに巻き込まれていく事にるのだが、、。

●感想。

個人的に一番すげぇと思ったシーンは、やっぱりフランクの家がミサイルで破壊されるシーン。あれはもう凄い迫力です。どーん、ばーんってね。もうね、今更見返すと、むちゃくちゃです。退役軍人という設定もありますが、敵を次々に倒していく。面白い場面が、TBSオールスター感謝祭のぬるぬる相撲のようなシーンがある事。最終的に敵のトラックにパラシュートで乗り込むわけですから、本当にむちゃくちゃですよね。それでも1級のアクションシーン。そしてフランス映画独特の音楽。これぞリュック・ベッソンですよ。たぶん、リュック・ベッソン作品で何が一番好きですか?と問われれば、間違いなく本作を選びます。かっこいいよねジェイソン・ステイサム。